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2015年5月 2日

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中学の終わり頃から、と遅めの治療開始ですが、非抜歯の希望が強く、フレンケル、ジャンピングプレートなどを使い顎位の安定を確かめて、マルチブラケットに移行しました。
出っ歯さんだったのがとても魅力的な口元になりました。

大学は東京でしたのでちょっと大変だったでしょうが、静岡の方は半年、1年くらいなら、東京往復程度はあまり気にしません。

話していてとてもおもしろく、記憶に残る方でした。

自分勝手ばかりしていたような話になっていますが、実際には予約、ゴムかけ等はかなり協力して頂いたと思います。有り難うございました。

2015年4月30日


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大人の方です。
分析してみると歯は小さいのですが、それ以上に顎の骨が小さいのです。

大人ですから、顎の骨を大きくすることは出来ません。結局抜歯ケースとなりました。

但し、上の抜歯は矮小歯(形、大きさが普通の歯に比べ劣る歯)を選びました。

本当にきれいになりました。喜んで頂けました。

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「1番最初の写真と完成した写真を見比べた時に、
あたしの歯は昔これだったんだとビックリした。

治してもらえてよかったって思う。ここできょう正して
よかったって思う。4年くらいありがとうございました。」

終了時に高校生です。

初診時から、上下の第二大臼歯の生えそろうのを1年ちょっと待ち、
マルチブラケット装置で約2年半でした。

本来非抜歯を考えるケースですが、
上の前歯一本(根が出来ていなかった)と少臼歯一本を、やむを得ず抜歯しました。

結果は、これだけ喜んで頂きました。

2015年4月28日

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「歯の上下の間がなくなり、すごくうれしいです。

前歯で物をかみしめる よろこびを味わっています」


強度かつ左右非対称の開咬で、食べるのに不便を感じて何十年と言われてました。

外科矯正の適応も考えましたが、
分析の結果、幸い矯正治療のみで抜歯もせず、終了できました。


簡潔な表現をされていますが、この方のお喜びはたいへんなものでした。

矯正医として本当に嬉しく思いました。

2015年4月27日

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大人の叢生ですが、左上一本の前歯だけ飛び出ていて目立ちます。
それ以外は、上も下もきれいです。
 この方でなくとも、他の歯を抜くこと無く矯正したい、と考えても不思議はありません。

困るのは、飛び出した前歯のスペースを奪う形で、後ろの歯全部が前に来てしまっていることです。しかも歯は大きめ。

部分的な治療ができれば良いのですが、飛び出ている歯の後ろに残っているスペースが少なすぎ、歯の幅を減らす方法はもちろん、部分的な矯正は適応しません。

この場合、普通は上2本、下2本の計4本の小臼歯を抜いて治療となるでしょう。
しかし、症状に対し犠牲が過剰ではないか、と思うのもやむを得ないことです。

歯を抜かずに治療する方法は一つ考えられます。

上の大臼歯から後ろに下げていって、前歯のスペースを作る方法です。
上顎骨の後ろに余裕があれば可能です。

分析の結果、大臼歯から後ろに下げ、非抜歯で治療しました。きれいな終了です。

時間のやりくりは大変だったと思います。ご苦労様でした。ご協力有り難うございます。

ものすごく喜んでおられました。0463 2013 12 10ks ss 感想.jpg

2015年4月26日

T様(反対咬合 骨格性)
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Y様(反対咬合 骨格性)
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治療後、Y様(初診時10才)のお母様が嬉しそうに、そして真剣に、私に言われたお言葉は忘れられません。
「ここまで治るなんて、思ってもいませんでした」

T様(初診時10才)のお母様も、治療が進むにつれ、表情がどんどん柔らかくなり、お喜びでした。Ⅱ期治療が終わった時の、ご本人の本当に嬉しそうなお顔は記憶に残ります。

お二方とも十分なご協力をいただきました。有り難うございます。


「子供の反対咬合(骨格性)治療について 解説」

1.反対咬合(受け口)の性質

多くは骨格性です。
上の顎の成長が悪く、下の顎の成長が旺盛、というアンバランスが要因です。


2.成長発育の特徴から自然治癒は期待できず、治療は急ぐ

上の顎の成長発育は大体10才前に終了し、その後は下顎がさらに成長する、という特徴から、放置した場合、自然に治ることは普通予想できません。

 反対咬合の治療開始は、不正咬合のなかでも急ぎます。


3.治療方法

① Ⅰ期治療
上顎の成長を加速し、下顎の成長を抑えて、発育のバランスを良くします。

実はこの時期の治療方法が極めて重要です。
「前方牽引」法を用いますが、そのとき

*出来るだけ前歯を利用する牽引法を用いること
が重要です。

得られる結果が、大臼歯からの牽引法よりかなり良く、従って後戻りの心配も減ります。力の調節、牽引の方向など経験が必要ですが。

② Ⅱ期治療
バランスの改善された上下顎に永久歯をきちんと並べます。

③ 治療期間
Ⅰ期治療(左の写真から中央の写真まで)で半年から約1年位、

観察期間の数年ををはさんで、永久歯がそろったら、

Ⅱ期治療(右の写真は終了時)に入りました。約1年半くらいでしょうか。

どちらも装置を付ける期間は、そんなに長い訳ではありません。

4.その変化は相当なものです。写真でくらべると分かりますが。

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かたやま矯正歯科 院長 片山 綱

かたやま矯正歯科
http://www.hanarabi.biz/
院長 片山 綱

【略歴】
静岡高校 卒業
早稲田大学卒業
国家公務員上級職試から公的機関
東北歯科大学 入学
神奈川歯科大学大学院 修了
鎌田歯科矯正クリニック勤務

【所属団体・資格】
歯学博士(矯正歯科学臨床)
日本矯正歯科学会認定医
Tweed Course (USA)修了
日本矯正歯科学会
東京矯正歯科学会
日本口蓋裂学会 他
読売ウィークリー(読売新聞社)特集「頼れる矯正歯科医650人」に選ばれる(2008年)

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