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2015年3月13日

痛がり、恐がりの子は時々います。矯正相談でお母様がそれを心配されることがあります。
 矯正治療では、お口の型を取ることに始まり、いろいろな装置をお口に入れるのですからただでさえ痛がり、恐がりの子が治療を出来るのか、と心配されるお気持ちはよくわかります。

 実際に治療できなかった事はありません。初診時で怖がった子でも痛いことはない、とすぐに理解できるのです。
 もちろん、初診時から慎重に接する注意は必要です。無理に口を開けさせたりしないようにします。そうすることで信用が得られるようです。

元々、特に子供のⅠ期治療では痛いことは皆無と言って良いでしょう。痛みを我慢して矯正治療をする、と言うことはあり得ないのです。
 Ⅰ期治療で良く使う装置として拡大装置があります。歯に装置を付けて顎の骨を拡大します。固定式のバネ装置、プラスチック製の取り外し式などありますが、いずれも痛みは普通ありません。痛くないままきれいに顎の骨は広がります。

ついでに言うと、装置を付けるにあたってのお母様の心配は普通は、話をしづらくならないか。ちゃんと食事できるのか、などに集中します。

 これも心配要りません。子供の順応力は驚くべきもので装置をつけた時点で「別に邪魔で無い」との答えがほぼ全部です。
 その後も素直に使ってくれる子が殆どです。痛くもないし、特に邪魔でも無いのですから。

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かたやま矯正歯科 院長 片山 綱

かたやま矯正歯科
http://www.hanarabi.biz/
院長 片山 綱

【略歴】
静岡高校 卒業
早稲田大学卒業
国家公務員上級職試から公的機関
東北歯科大学 入学
神奈川歯科大学大学院 修了
鎌田歯科矯正クリニック勤務

【所属団体・資格】
歯学博士(矯正歯科学臨床)
日本矯正歯科学会認定医
Tweed Course (USA)修了
日本矯正歯科学会
東京矯正歯科学会
日本口蓋裂学会 他
読売ウィークリー(読売新聞社)特集「頼れる矯正歯科医650人」に選ばれる(2008年)

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