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2015年7月10日

2005 04 17ht 拡大P.jpg
子供の矯正治療ではいろいろな装置が登場します。
上写真はその一例で拡大プレートと言います。上顎の歯列をネジで広くします。

こうした取り外し式の装置ではきちんと必要時間使ってもらうことが重要です。

子供といえども矯正治療の必要性は、ある程度理解します。治す気持ちがあれば使ってくれます。普通はそれで十分です。さほど心配することはありません。

理解がやや足りない場合、あるいは途中で飽きてきた場合などに動機付けが必要になります。

この場合、第一には理解してもらうための説明です。
ゆっくり説明すれば理解してくれます。さらにお母様と話をします。お母様自身の理解がちょっと不足の場合もあるのです。

それに加えます。
ほめたり、
良く装置を使ってくれた時にちょとした景品(当院ではサンクスシステムと呼んでいます)を提供したり。

通常は、何度か説明をして協力を求めれば十分です。子どもの理解力は結構高い、と何度も思いました。

理解し協力してくれる子でも、サンクスシステムの景品(小さな文房具)は楽しみにしてくれます。誉められれば嬉しそうです。さらなる動機づけになってるのかもしれません。

(当院のサンクスシステムは、よく使ってもらった時など下記カードを差し上げ、3枚たまるとお好みの小さな文房具setと引き替えます。小さい子はとても楽しんでくれます。)
sankusu card souti.JPGsankusu card ha.JPG

結局、モチベーション向上に、最も大事なのは、やはり理解度を高めることのようです。
景品は、ちょっとした楽しみ、と考えています。

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かたやま矯正歯科 院長 片山 綱

かたやま矯正歯科
http://www.hanarabi.biz/
院長 片山 綱

【略歴】
静岡高校 卒業
早稲田大学卒業
国家公務員上級職試から公的機関
東北歯科大学 入学
神奈川歯科大学大学院 修了
鎌田歯科矯正クリニック勤務

【所属団体・資格】
歯学博士(矯正歯科学臨床)
日本矯正歯科学会認定医
Tweed Course (USA)修了
日本矯正歯科学会
東京矯正歯科学会
日本口蓋裂学会 他
読売ウィークリー(読売新聞社)特集「頼れる矯正歯科医650人」に選ばれる(2008年)

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