装置:プロトラクター マルチブラケット
主訴:上下の歯の咬み合わせが逆なので治したい
診断名:反対咬合
初診年令:10才1ヶ月
■治療前説明
顎の骨格バランスに問題があるので、できるだけ早期に治療に入りたいケースです。成長期の上顎骨をできるだけ成長促進するため、外側からの装置を家で使い、顎の骨格の条件を良くしてから咬み合わせを作ります。
第二大臼歯を待って大人の矯正の段階に入ります。


■治療後説明
見違えるようにきれいになりました。
治療期間:Ⅰ期に1年(反対咬合が治るまでは4ヶ月)、永久歯のそろうのを待ってⅡ期に1年9ヶ月
費用:Ⅰ期約40万、Ⅱ期約43万
考えられるリスク:本人の成長発育によっては、外科併用の治療となる可能性もありましたので保定に注意しました。

装置:急速拡大装置 プロトラクター マルチブラケット
主訴:反対咬合
診断名:反対咬合
初診年令:10才6ヶ月
■治療前説明
骨格性の反対咬合なので、できるだけ早期に治療に入りたいケースです。まず上顎を急速拡大します。さらに上顎骨をできるだけ成長促進するため外側からの装置を家で使い、顎の上下骨格のバランスをできるだけ良くします。
第二大臼歯を待って大人の矯正の段階に入ります。


■治療後説明
見違えるようにきれいになりました。保定は長めにします。
治療期間:Ⅰ期に11ヶ月、永久歯のそろうのを待ってⅡ期に1年半
費用:Ⅰ期約40万、Ⅱ期約43万
考えられるリスク:本人の成長発育によっては、再治療となる可能性もありましたので保定に注意し、できるだけ長く観察しましたが大丈夫でした。拡大及びプロトラクターによる上顎骨の前方牽引が十分だった結果と思われます。

装置:急速拡大装置 プロトラクター(上顎前方牽引装置)
主訴:反対咬合
診断名:反対咬合、叢生
初診年令:14才2ヶ月
■治療前説明
中学生での来院です。急速拡大が必要ですが可能かどうか危ぶまれました。しかし成長状態まで含めて検討した結果、上顎の骨を広げて前方牽引する、という子どもの矯正治療が可能でした。マルチブラケットを上の歯だけに使いました。


■治療後説明
Ⅰ期治療の終了時です。非常にきれいな治り方をしています。Ⅱ期治療は不要でしょう。
治療期間:1年5ヶ月
費用:約41万円
考えられるリスク:もう14才でしたので子どもの矯正治療が可能であるかどうか、X線写真などについて、慎重な検討が必要でした。

装置:フレンケル装置
主訴:反対咬合
診断名:反対咬合、叢生
初診年令:6才2ヶ月
■治療前説明
骨格的な問題はありますが小さめ。そこでプロトラクターではなく、フレンケル装置を使用して上あごの成長を加速させ、下あごに自然にかぶるようにします。併せてあごの骨の位置関係も整えていきます。


■治療後説明
Ⅰ期治療の終了時です。きれいな治り方です。
治療期間:1年
費用:約40万円
考えられるリスク:反対咬合の性質についてX線写真などの慎重な検討が必要でした。

装置:QH(クォードヘリックス) プロトラクター
主訴:反対咬合
診断名:反対咬合
初診年令:8才0ヶ月
■治療前説明
検査結果からは上顎の劣成長があるようです。そこでまずは上あごを拡大し、それから前方牽引します。


■治療後説明
Ⅰ期治療の終了時です。きれいな治り方です。
治療期間:1年6ヶ月
費用:約46万円
考えられるリスク:思春期での後戻りが心配されますが、上顎拡大と前方牽引を併用し、上顎の成長を促進したことにより、安定しました。

【経歴】
2016年神奈川歯科大学歯学部卒業
2020年神奈川歯科大学大学院歯科矯正学専攻修了 歯学博士
【仕事に対するモットー】
焦らないこと、かっこつけないこと。
自身の日々の積重ねを信頼して、ありのまま自然体に振る舞うことで物事や人に対してあるように精進しております。
【患者さんから言われてうれしかった言葉】
「治療してくれたのが先生でよかったです。」
【ズバリ!当院の一番の魅力は?】
確かな経験と知識に基づいた治療技術、及びその精度だと思います。
【やりがいを感じるのはどんなとき?】
患者さんが喜んでくれたとき。一人一人にいろいろな悩みや感じ方があり、そこに対しえていくのがこの仕事の面白いところの一つであると思っております。
【経歴】
早稲田大学文学部卒業
早稲田大学大学院修了
開業時より受付と雑務・経理をしています。
【好きな言葉】
細心かつ楽天的に
【仕事に対するモットー】
受付は、来院された方と最初にお会いし、お帰りのときもお送りします。
長期間の通院の大変さを、少しでも少なくできればと心がけています。
そのために、まず受付業務はミスをしないこと。その上でいかにリラックスして治療を受けていただけるかを考え、付き添いのお母さん方とも、治療以外のお話しもするように心がけています。
【患者さんから言われてうれしかった言葉】
「励ましてもらったおかげで、治療を最後まで続けられた」
【ズバリ!当院の一番の魅力は?】
専門性が高く、他の医院でできないと言われてもできる場合があります。
【やりがいを感じるのはどんなとき?】
患者さんやお母さん方とお話ししていて、ほっとしたと言ってもらえたとき
【最後に、院長はどんな人?】
少し厳しいところもありますが、とにかく頼りになります。
装置:ジャンピングプレート マルチブラケット
主訴:前歯をきれいに
診断名:上顎前突、叢生、過蓋咬合
初診年令:15才11ヶ月
■治療前説明
すでに第二大臼歯まで萌出済みです。内科的な既往症があるため、できるだけ非抜歯を希望されました。検討の結果、Ⅰ期はジャンピングプレートを使い、下顎を前に持ってくると同時に深すぎるかみ合わせを浅くします。Ⅱ期も非抜歯で予定しました。


■治療後説明
咬み合わせも浅くなり良い結果が得られました。
治療期間:Ⅰ期1年6ヶ月、Ⅱ期2年6ヶ月
費用:約89万円
考えられるリスク:内科的な既往症があるため、できるだけ非抜歯を希望されました。
歯が大きく年齢的にも不利でしたが、本人の協力が十分得られましたので、抜歯ケースに変更の必要は生じませんでした。

装置:プレート(移動用ネジつき) マルチブラケット
主訴:歯ならびをきれいに、正しいかみ合わせに
診断名:上顎前突、叢生
初診年令:33才1ヶ月
■治療前説明
前歯が大きく内側に倒れ込んでいます。歯はさほど大きくないのですが、あごの骨が小さいケースです。上下の小臼歯を抜歯し、マルチブラケット装置を使いました。


■治療後説明
良い感じで終了しました。
治療期間:3年10ヶ月
費用:約88万円
考えられるリスク:上の前歯2本の根が元々短く、慎重に動かす必要があること、上の大臼歯を後方移動させる必要のあることなどから、やや時間を要するケースでした。

装置:プレート(移動用ネジつき) マルチブラケット
主訴:上下の歯(出っ歯)
診断名:上顎前突、叢生
初診年令:42才
■治療前説明
かなりの上顎前突(出っ歯)です。検査の結果、歯は小さめであごの骨の大きさはそこそこあります。上顎の後方に少し余裕がありますので、歯を抜かないで大きめの後方移動を行います。その後マルチブラケット装置を用い全部の歯を後方に移動させます。


■治療後説明
終了です。大きく改善されました。
治療期間:大臼歯の後方移動に1年11ヶ月、その後マルチブラケットで1年7ヶ月
費用:約85万円
考えられるリスク:年齢と症状の両方から、上顎の歯の後方移動が十分にできるか心配されましたが、本人の協力も十分得られ、大丈夫でした。
