装置:プレート(移動用ネジつき) マルチブラケット
主訴:前歯が出ているのでそろえたい
診断名:上顎前突 叢生
初診年令:28才6ヶ月
■治療前説明
中程度の叢生です。抜歯ケースもあり得ます。しかし検査の結果、歯の大きさが許容範囲内、相談の結果非抜歯としました。とはいえ少し骨の大きさが足りません。そこで奥歯をプレートで後ろに下げました。下げた後はナンスで固定。その後マルチブラケットを使用しました。
■治療後説明
上の奥歯を後ろに下げるなど、ていねいな治療の甲斐がありました。
治療期間:上顎第一第二大臼歯4本の後方移動に1年、その後マルチブラケットにて3年
費用:83万円
考えられるリスク:もし奥歯が後方に移動し難い時は抜歯治療に切り替える予定でした。また、う蝕歯がやや多かったので歯磨きに注意してもらいました。