子どもに対するアプローチ

治療前の分析と診断中学生以下の年代は、矯正治療にとっては極めて有利な時期と言えます。その理由は、成長期を利用してあごの骨に働きかけることによって、歯を抜かずに治療できるケースが多いからです。逆にこの時期を逃してしまうと抜歯が必要となる確率が増えますので、少しでも早くご相談いただきたいと思います。

成長期を有効に利用するためには、まず一人ひとりの歯やあごの特徴を測定し、かつ身長変化データなどを併せて、今後の変化・成長具合をしっかりと把握することが重要です。

そこで当院では、従来の分析法のほか、パーセンタイル法などに基づく複数の分析を利用して、成長をより詳しく捉えるようにしています。こうした精密性によって、成長を利用した歯を抜かない治療の見通しが立ってくるのです。

●パーセンタイル法
対象とする計測値の分布(数値群)を小さい順に並べ、パーセントで位置付けを見る方法

まずはご相談ください

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