市主催の矯正相談会 その利用の仕方
今日は、夏休み恒例、静岡市主催の矯正相談会でした。院長も毎年相談員として出ています。
今年も、参加者が減少しているとは聞いていましたが、午後になり、相談にあずかった人数が7名。二時間で終了しました。
ただ、意識の高い方および、程度の強い不正咬合の方ばかりだったと思います。
どの方も、ぜひ矯正治療を受けて良い歯ならびになって頂きたい、と思う症状でした。
参加人数が減少している理由はおそらくですが、矯正治療に関心の薄い人が減り、真剣な方ばかりとなったから、と思います。
もちろんそれ以外に、ネット等で矯正治療の情報が行き渡ったと言うこともあるかもしれません。
ともかくも、直接、矯正医と話をして得られる情報は、ネット巡りで得る情報に比べれば、多く、かつ的確です。
それでも15分から20分しかありませんし、検査データは全くありませんので矯正治療の説明としてはやはり入り口に過ぎません。歯を抜くかどうかの答も含め推測です。
あとは矯正専門医に相談し、できればきちんと検査をしてください。
ここまでやって初めて、現在の不正咬合に対するきちんとした治療説明、となります。
矯正治療も医療ですから、検査データなしでは、やはり推測でしかないのです。