矯正治療の時期について
かたやま矯正歯科
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次回 矯正教室andQ&A
毎月第3日曜 開催
 
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朝日新聞系「さんらいふ」に当矯正教室が紹介されました
 大人の場合:
 早めが良いとは言えますが制限はありません。何才からでも矯正治療は可能です。
 ただ、年齢に伴い、歯の動きが少し遅くなる傾向はあるようです。また、虫歯、歯周病などの個別問題も生じてくるので、やはりなるべく早めにご相談になって下さい。 
 子供の場合:
 日々成長し、歯並びもどんどん変化して行きます。いつ頃が矯正治療に適切な時期なのか、迷うのは無理のないことです。
 しかし子供の場合、成長発育を利用した効果的な治療が可能です。そして個人毎に症状に応じて適切な時期があります。良い時期を大事にしたいものです。
 参考資料として朝日新聞の記事(2006 2 3)をあげておきます。
1. 結論から言えば、やはり7才から9才くらいなど早めが良いのです。
 遅くとも身長が大きく伸び出す前10才から11、12才くらい、
せめて小学生のうちに相談、開始されるのが良いでしょう。

 そのわけは以下のとおりです。
(1)良い歯並びは歯だけではできません。上下の顎の骨の大きさ、位置関係のバランスがとれている必要があります。

  たとえば上下の歯がそれぞれはきれいに並んでいたとしても前歯の上下間が開いていたり、前後に大きく離れていたりしている場合は良い歯並びとは言えません。

 これらは開咬あるいは、上顎前突、反対咬合と呼ばれる不正咬合の一例ですが、歯が生えている顎の骨の大きさ、位置関係に問題があって生じている場合が多いのです。


(2)子供の矯正治療ではこの顎の骨のバランスを良くし、それにより歯の並びと咬み合わせを良くしていくことを考えます。  

 まずは、暦年齢、歯齢の他身長の変化など臨床資料を考慮して、個人の顎の骨の成長状態を見極めなければなりません。

 そして骨格に問題があれば、早いうちに成長を利用してこうした骨格のアンバランスを取り除き、歯の生えている骨の大きさ、位置関係をできるだけ正常に近づけることが必要なのです。

 骨の大きさ、位置関係が正常に近くなれば、永久歯に入ってからの矯正治療で、歯を抜かなければならないケースも減る可能性があります。また矯正治療結果もより良いものとなり得るでしょう。

(3)そして、上下の顎の骨の成長には違いがあるため、矯正治療にはその症状に応じて適当な時期があるのです。

 不正咬合では叢生の場合も含めて骨格に問題のあるケースが大変多く見受けられます。

 従って原則としては、なるべく早期の治療開始、あるいは観察開始が望ましいのですが、上下の顎の骨の成長には違いがあるため、症状によりやや異なります。


 例えば
叢生といって、歯がガタガタしている場合、上下の骨の大きさを広げて歯全体を収容しやすくする治療を行うことが多いのですが、成長期にあるほど効果的です。もちろん見た感じを十分考慮し無理は避けねばなりません。


 
反対咬合受け口の場合は、特に治療開始時期に注意が必要です。反対咬合の場合は、下顎骨の成長が良いのに対し上顎骨の成長は不足している状態が,多く見られます。この場合下顎骨の成長を抑えながら上顎骨の成長を促進するよう装置を使います。
 この装置は、きちんと使用した場合相当な効果を示しますが、上顎骨の成長が終了するのがおよそ9、10才くらいと比較的早いため、良い時期を逃すことがあるのです。つまり、反対咬合の場合、ドクター側の装置の選択眼もかなり重要ですが、患者さん側でも、治療開始時期に注意が必要になるのです。



 また
上顎前突いわゆる出っ歯さんの場合は上顎の成長が良過ぎる場合も下顎の成長が足りない場合もあります。そこで症状に応じて上顎の成長を抑え、あるいは下顎の成長を促進する装置を用います。
 自然な成長を重視し成長のバランスを整えることを重視した装置を適切な時期に使用した場合、その効果に驚かされることがあります。
 それ以外でも第二大臼歯(12才臼歯、10から14才くらいの間に萌えてくる。)がまだ見えない時期でないとやりにくい治療も多くあります。
  成長期にあるほど効果的ですので、なるべく早期に治療開始したいものです。


 実際の不正咬合は複数の症状が複合したものが殆どです。また、個人個人の成長発育は個々によって異なります。
 複合した症状に必要な治療を選択し、その個人の成長発育状態に応じて治療を実施していきます。


2.適当な時期を過ぎたように見える場合
 これら適当な時期を過ぎた場合でも、もちろん矯正治療ができなくなるわけではありません。
 
 治療方法において取りうる選択肢が年齢が進むにつれて段々減ってくる、と理解いただくのが正しいと思います。例えば8、10才の頃なら歯を抜かずに治療可能だったが中学生になってから矯正治療に入ったため歯を抜いて治療しなければならない、といったケースもあり得ます。

 但し、成長の個人差は大変大きく、適切な時期そのものの判断が極めて個別的ですので、遅いように見えても実は遅くはない場合もあります。
 
 いずれにせよ、なるべく早め、7才から9才くらいには専門医に相談されることが望ましく、遅くとも小学生のうちには相談、開始されるのが望ましいと言えるでしょう。   

    
     かたやま矯正歯科 院長 片山 綱
     歯学博士 日本矯正歯科学会認定医
     静岡市葵区呉服町2−2−14 
     TEL 054-221-8818

           www.hanarabi.biz       
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