«  2020年5月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
2020年5月 7日

新型コロナウィルスの感染力はかなり強く、簡単にはおさまらないようです。
当院のような矯正歯科では、虫歯切削等はありませんので粉塵は飛ばず、比較的問題は生じにくいのですが、皆様に来院して頂く以上やはり十分な予防策が必要です。

現在当院では、次のような対策を取らせて頂いております。皆様の安全のため、ぜひともご協力頂けますようお願い申し上げます。もちろん治療器具の滅菌、できるだけディスポ製品の使用に努めていますのはもちろんです。

1.予約を分散し、できるだけご来院が重ならないようにしております。

2.待合室イス、トイレ等はできるだけ頻繁に、次亜塩素酸水、アルコールによる消毒を致します。

3.ご来院頂いたとき、付添の方も含めまず洗面所にご案内し、皆様に手洗いをお願いしております。その後、アルコールにて手指消毒をお願いします。
また、瞬時に測れる非接触式体温計を用い、体温を測らせて頂いています。

4.治療チェアにご案内した時、再びアルコール手指消毒をして頂き、同時にイソジンによるうがいをお願いしております。

5.受付カウンターは透明ビニールにて部分遮蔽させて頂いております。また、窓もできるだけ開放し、換気に努めております。

6.スタッフは、全員マスク、フェィスシールド、グローブを使用させて頂きます。
また、常に増して手洗い、手指消毒に務めております。

ご面倒ですが皆様にご協力頂き、乗り越えていきたいと願っております。

2016年7月12日

先日参議院の選挙がありました。
選挙演説を聴くと言うことは、候補者の話しているところを間近で見ることになります。

やはり職業上、候補者の歯ならびが気になります。
以前に比べ、ずいぶん良くなったと感じます。

日常、普通にお話するとき、あるいは電車のなかで何気なく観察するとき、
多くの方の歯ならびはまだまだ気になります。
日本人には叢生、出っ歯が多いのです。

一方テレビの世界では、皆さんとてもきれいな歯ならびです。
この世界ではみなさん、ものすごく気をつかっています。

選挙候補者の皆さんは、テレビ世界と普通の世界の中間、あたりのようです。
つまり近年の候補者は「感じの良い外見」にかなり気配りしていると感じます。

確かに、考えてみると、選挙でもその人の外見が影響するのは当たり前ですね。

どの世界でも、
確かな人柄、確かな意見を、信じてもらうためには、特に飾る必要はもちろんありませんが、
感じの良い第一印象を持ってもらうこと、
必要と思います。

2016年6月 5日

長くやっているとたまにこういうこともあります。
信頼してわざわざ来院頂いたのですから、嬉しい限りです。

記録を見ると、16年ほど前に、Ⅰ期治療(子どもの矯正)を終了していました。
普通、すぐにⅡ期治療(永久歯列での治療)に入ります。もちろんⅡ期治療が必要な場合ですが。

この例は、Ⅰ期治療で顎の拡大、下顎骨の前方への移動を行いました。
Ⅱ期治療では抜歯してマルチブラケットの予定でした。

問題は、当時保定不十分なのに、16年経ってⅠ期治療の結果が残っているか、です。結論的に言うと7割は残っていました。

初診時の写真(子どもの時ですが)の特徴と比べると、上顎の幅、下顎の位置など明らかに改善が見られます。特に下顎の位置が、ほぼ良い位置で戻っていないことは、嬉しいことです。

これならⅡ期治療(永久歯列、マルチブラケットを使う治療)もかなり容易です。
何よりこの状態からなら、さらに良い結果が望めます。

最も、虫歯、歯周病その他、大人の矯正治療に特有の問題は注意しなければなりません。

2016年6月 1日

最近水曜日に、院長の仕事出張が多くなっています。
ご不便をおかけし、大変申し訳ありませんが、ご容赦ください。

火曜日は従来通り、診療しております。
また、金土日も従来通りです。
 ご相談は、随時です。ご都合のよろしい時をTEL等でお教え下さい。

2015年9月20日

最近、最初に非抜歯治療をと考えていても、診断時は抜歯治療の選択に傾く、というケースが二つ続きました。

お一人は大人、もう一人は小学生です。小学生はもちろんⅡ期治療の開始時点です。

共通する要素は、歯が大きいこと、ただしお二人とも、見た目の叢生は中の下くらいです。

しかし、
計測では、歯の大きさが平均値から標準偏差で2つ近く大きいのです。

もちろんそれに見合う額骨の大きさはありません。

いろいろ評価した結果、やはり、抜歯治療の方が望ましい、と思われました。

いつも多くの指標を考えに入れており、断定はできませんが、やはり歯の大きさという要素は大事です。

2015年8月 5日

夏休みに入り、例年のことですが、予約状況が変わってきました。

普通は、平日の夕刻と土日、特に土曜日に集中し、平日の早い時間などはまったく人気がありません。

しかし、夏休みに入ると平日の昼間が俄然多くなり、夕方はあまり変わりません。
土日は減ります。

そのわけは考えるまでもありません。学校が休みになり、会社は休みにならないからです。
一週間でみると各日に、しかも午前中にまで予約が分散されるので、お一人あたり取れる時間が増加し、医院からは歓迎のパターンです。

社会人で矯正をお考えの方、夏は土曜のご相談でもゆっくり時間をとれます。
毎日暑いですが、土曜日に如何ですか。

2015年7月30日

今日は、夏休み恒例、静岡市主催の矯正相談会でした。院長も毎年相談員として出ています。

今年も、参加者が減少しているとは聞いていましたが、午後になり、相談にあずかった人数が7名。二時間で終了しました。
ただ、意識の高い方および、程度の強い不正咬合の方ばかりだったと思います。
どの方も、ぜひ矯正治療を受けて良い歯ならびになって頂きたい、と思う症状でした。

参加人数が減少している理由はおそらくですが、矯正治療に関心の薄い人が減り、真剣な方ばかりとなったから、と思います。
もちろんそれ以外に、ネット等で矯正治療の情報が行き渡ったと言うこともあるかもしれません。

ともかくも、直接、矯正医と話をして得られる情報は、ネット巡りで得る情報に比べれば、多く、かつ的確です。

それでも15分から20分しかありませんし、検査データは全くありませんので矯正治療の説明としてはやはり入り口に過ぎません。歯を抜くかどうかの答も含め推測です。

あとは矯正専門医に相談し、できればきちんと検査をしてください。
ここまでやって初めて、現在の不正咬合に対するきちんとした治療説明、となります。
矯正治療も医療ですから、検査データなしでは、やはり推測でしかないのです。

2015年7月12日

2009 07 30相談05ss.jpg
静岡市ではこの10年程、毎年夏休みに小学生、中学生を対象に矯正治療の無料相談会を行っています。院長も相談員の一人として毎年参加しています。

相談方法は、場所と日時を決めて希望者に来てもらい、各相談員が一人15分くらいで現在の不正咬合を説明し、今後の予測を説明します。
簡単ですが、全く知識の無い方にすればそれなりの価値のある相談会であると思います。

実際、かなりの参加者を集めていた時もあり、まさに盛況でした。

しかしこの数年、参加者が減少しているようです。
原因は良く分かりません。

知識が一通り行き渡ったか。
初回より10年たっていますので、これはある程度あり得ると思います。しかし15分ほどの面談で十分に理解し満足する、というのも変ですね。

ネットで簡単に知識が得られるようになり、足を運ぶ必要が減った。
これもあり得ると思います。ただし、ネットで検索した経験のある方なら分かると思いますが、専門的な内容は、調べる程になんだか分からなくなります。専門知識を持っている人に直接聞きたくなりませんか。

結局よくわかりません。たぶん複合的な理由があるのでしょう。

2015年4月 9日

こうした表現の方がたまに見えます。このような場合にも結構いろいろな場合があります。

本当にその部分のみ不正咬合のケースもあります。その場合には部分矯正を考える事になります。しかしそう多くはありません。

たとえばある一本の歯が少し横に出ている場合でも、他の歯がその分移動してきているのが普通です。それにより、全体にずれたかみ合わせになっているわけです。
 治し方も他の歯を動かし、問題となっている歯の入るスペースを作ることから始めねばなりません。
 ただし、見るからに不正咬合と言う場合に比べると治しやすく、治療期間が短くて済む場合は多いと思います。

2015年3月12日

基本的には複数の矯正専門医に聞くのは良いことです。

矯正専門医は歯の大きさ、第一大臼歯の関係、不正咬合の程度、上下顎の骨のバランスなど、現在の症状について、たくさんの要素を考えながら、治療法について意見を言います。
 それが各々やはり異なります。もちろん共通点も多いのですが。
特に歯を抜く必要性については、異なる意見が出ることもよくあります。

ともかくご自分の症状、治療法について何回か説明されるわけですから、大ざっぱな理解は出来てくるでしょう。これが複数の意見を聞くことの利点です。
 ただ専門的なことですから、異なる意見に消化不良を起こし、かえってわからなくなることもあるので注意が必要です。

 さらに重要なのは、どの専門医の意見も可能性にすぎない、ということです。
まだ検査データが無いのですから当然です。
 本当は歯を抜く必要性を含め、データを踏まえた確定的な意見でなければ比較にならないのです。

従って複数の専門医の意見を聞くのは良いとしても、どこかできちんと検査に入らないと本来必要なレベルの症状、治療法の理解に到着することは出来ません。

結論としては、複数の矯正相談に行かれるのも悪くは無いが、そればかりではあまり意味は無い、といったところでしょうか。

2015年2月12日


昨日は午後に複数のご相談が重なったのですが、なんとかお時間もとれ、内容もご満足頂けたか、と思います。
当院はこのご相談を重視し、十分なお時間を取るようにしています。
ご相談に見える方はそれぞれ症状程度はもちろん、矯正治療の知識もご希望も様々です。
お話しながら、ご希望とご理解の度合いを考え、なるべく沿ったお答えをするには時間が必要なのです。
時には細かく説明しすぎてかえって分かりにくくしてしまう失敗もありますが、歯の模型と症例写真を用いておおむねご理解頂いているようです。もし分かりにくければご遠慮なくご質問お願いします。

2015年1月10日

 あるお母様がお子さんを連れて相談に見えました。ご本人は明らかに出っ歯ですが、お母様の説明では、矯正が必要なほど悪くないが本人が少し気にしています、とのことです。
奥歯の前後関係、前歯の出っ張りなど明らかな出っ歯(上顎前突)、と言うしかありません。矯正治療の必要なケーズです。子供の矯正治療から始めれば、抜歯の必要も殆ど無く、きわめて有利なことは、ホームページでご説明しているとおりです。
 模型を使い、正常咬合と出っ歯(上顎前突)の違いを説明致しました。違いは明確ですからご理解はいただけたと思います。
 日本人の歯ならびは従来、出っ歯、叢生(歯のガタガタ)が多く、きれいな歯ならびの人は少ないので、それに慣れて多分、評価基準がずれてしまったのでしょう。
 矯正治療の良い時期を逃さないために、ちょっとでも気になるときはまずは専門医にご相談頂けたら、と思います。

2014年11月30日

矯正治療は「矯正相談」に始まります。当院でも随時受付です。
9月末に新ホームページになってから、メールにてのご相談申し込みが増えました。
ゆっくりしている夜にメールを送り、後日当院よりのTELにて日時を打ち合わせる。現在の生活リズムに合っているような気がします。
矯正治療についての情報収集は、当然ながら専門のドクターと直接話す情報収集が最も効果的です。メールを頂き当院よりTELにて折り返す、時間を効率的に使える良い方法です。大いにご利用ください。

矯正相談
Powered by
本サイトにて表現されるものすべての著作権は、当クリニックが保有もしくは管理しております。本サイトに接続した方は、著作権法で定める非営利目的で使用する場合に限り、当クリニックの著作権表示を付すことを条件に、これを複製することができます。
かたやま矯正歯科 院長 片山 綱

かたやま矯正歯科
http://www.hanarabi.biz/
院長 片山 綱

【略歴】
静岡高校 卒業
早稲田大学卒業
国家公務員上級職試から公的機関
東北歯科大学 入学
神奈川歯科大学大学院 修了

【所属団体・資格】
歯学博士
日本矯正歯科学会認定医
Tweed Course (USA)修了
日本矯正歯科学会
東京矯正歯科学会
日本口蓋裂学会 他

医院サイトはこちら
かたやま矯正歯科医院サイト