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2016年7月 8日

矯正治療終了後は、リテーナーをきちんと使っていれば変化はありません。しかしリテーナーを使わなければ、大なり小なり戻ります。これが普通です。

リテーナーをきちんと使ってくれる人が大部分です。従って歯ならびに、殆ど変化の見られないことが普通です。

リテーナーをきちんと使っている人の中に、
上下の歯のあたり方が装置を外した時より、さらに緊密になっている場合が見られます。

つまり、上下の歯の咬む面のあたり方が、より精密になってくるのです。
それによりものを咬む能力が向上しています。
そう珍しい現象ではありません。よく見られます。

2016 07 08 ys bite s.jpg
写真は、リテーナーを使って二年半を過ぎた方の、咬み合わせ状態です。
上下の歯の間に柔らかいワックス板を入れて咬んでもらいました。
上下の歯がきちんと当たる部分ほど、ワックスが薄くなって光が通ります。

上下各歯の向かい合う面、が殆ど全部薄く抜けています。
この方のは、まるで歯の形をとったみたいです。

さすがにこれほどきちんと咬むことはすべてではありません。歯の形にもよります。

しかし、大方は十分に咬み合わせています。
見た目の改善はもちろん、咀嚼能力も十分に向上しています。

矯正治療の威力を見る思いでした。

今後、この方は十分な咀嚼能力を持ち、
体も心も健康な生活を送られると思います。

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かたやま矯正歯科 院長 片山 綱

かたやま矯正歯科
http://www.hanarabi.biz/
院長 片山 綱

【略歴】
静岡高校 卒業
早稲田大学卒業
国家公務員上級職試から公的機関
東北歯科大学 入学
神奈川歯科大学大学院 修了
鎌田歯科矯正クリニック勤務

【所属団体・資格】
歯学博士(矯正歯科学臨床)
日本矯正歯科学会認定医
Tweed Course (USA)修了
日本矯正歯科学会
東京矯正歯科学会
日本口蓋裂学会 他
読売ウィークリー(読売新聞社)特集「頼れる矯正歯科医650人」に選ばれる(2008年)

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