«  2015年6月25日  » 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
2015年6月25日


もちろん別の医院にて治療途中ということです。従来もたまにあって、特に問題無いことが殆どでした。
しかしこの頃ちょっと問題を感じるケースがあります。

先日こられた方は、県外の方ですが、およそ6年マルチブラケットを付けているということでした。
見ると抜いた歯のスペースがまだ残り、現在の咬み合わせも上下にややスペース(開咬)、という感じ。

ご本人は、「時間がかかりすぎでは」と言われます。

確かに特別な事情が無い限り、時間もちょっとかかりすぎでしょう。
さらに最終的に咬み合わせが出来るのかも問題です。

こうしたケースは聞いてみると、最初の検査が殆どなされていません。
つまりちゃんとした治療方針が無かった可能性があります。

矯正治療では最初の検査(X線写真、石膏模型)、治療方針が極めて重要です。これが出発点です。その内容をご説明し、納得頂いてから治療に入ります。

その方には、検査の重要性を説明し、現在のかみ合わせはうまくないこと、も説明しました。
さらに、今後は検査した上で、手戻りがあっても治療を終了させる方法を探る必要があること等説明しました。

納得して帰られましたが、その後どうされたか気になります。

« 2015年6月21日 | メイン | 2015年7月 2日 »

かたやま矯正歯科 院長 片山 綱

かたやま矯正歯科
http://www.hanarabi.biz/
院長 片山 綱

【略歴】
静岡高校 卒業
早稲田大学卒業
国家公務員上級職試から公的機関
東北歯科大学 入学
神奈川歯科大学大学院 修了
鎌田歯科矯正クリニック勤務

【所属団体・資格】
歯学博士(矯正歯科学臨床)
日本矯正歯科学会認定医
Tweed Course (USA)修了
日本矯正歯科学会
東京矯正歯科学会
日本口蓋裂学会 他
読売ウィークリー(読売新聞社)特集「頼れる矯正歯科医650人」に選ばれる(2008年)

医院サイトはこちら
かたやま矯正歯科医院サイト