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2015年6月25日


もちろん別の医院にて治療途中ということです。従来もたまにあって、特に問題無いことが殆どでした。
しかしこの頃ちょっと問題を感じるケースがあります。

先日こられた方は、県外の方ですが、およそ6年マルチブラケットを付けているということでした。
見ると抜いた歯のスペースがまだ残り、現在の咬み合わせも上下にややスペース(開咬)、という感じ。

ご本人は、「時間がかかりすぎでは」と言われます。

確かに特別な事情が無い限り、時間もちょっとかかりすぎでしょう。
さらに最終的に咬み合わせが出来るのかも問題です。

こうしたケースは聞いてみると、最初の検査が殆どなされていません。
つまりちゃんとした治療方針が無かった可能性があります。

矯正治療では最初の検査(X線写真、石膏模型)、治療方針が極めて重要です。これが出発点です。その内容をご説明し、納得頂いてから治療に入ります。

その方には、検査の重要性を説明し、現在のかみ合わせはうまくないこと、も説明しました。
さらに、今後は検査した上で、手戻りがあっても治療を終了させる方法を探る必要があること等説明しました。

納得して帰られましたが、その後どうされたか気になります。

2015年6月21日

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「随分長い間本格的な装置を付ける事ができず、じれったく思うこともありましたが、
一本も歯を抜くことなく終えることができたので先生に感謝しています。

 歯がガタガタなのとキレイに並んでいるのとでは大分印象が違うので、
本当に良かったです。

 また前の様にならないように毎日きちんと付けて(リテーナー)いきたいと思います。

 本当にありがとうございました。」


小学校の時、Ⅰ期治療を行い、観察期間を経て、Ⅱ期治療をしました。

やや歯が大きいので抜歯ケースも考えたのですが、

Ⅰ期治療で上下の歯の位置関係がかなり改善されていたこと、
及びお母様の意向もあり、
非抜歯で治療しました。

結果は十分、とても喜んで頂きました。

2015年6月14日


梅雨です。 蒸し暑くて浴室や洗濯機のカビが気になる季節です。
こういう時こそ清潔な暮らしを心がけねばと思うもののテンションはいっこうにあがらずという
毎年の繰り返しです。
 
院内にはスプレータイプの消毒薬が年間とおして置いてありますので、気づいた時にシュッと一押ししてください。

先日、女子高飛び込みの有望選手が紹介されていました。 板橋美波さん、15才。
将来オリンピックのメダルも期待できる選手だそうです。
お口にはしっかりと矯正装置がついていました。
オリンピックで素敵な笑顔がみたいですね。

2015年6月10日

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お二人とも15才で始めました。大学進学の時点で外すことになりました。タイミングとしてはちょうど良かったと思います。

最もお二人とも、半年くらい前から相談されていましたので、2月3月の入試での便宜、また進学とほぼ同時に外すなど十分な対処ができたと思います。

矯正治療も医療ですから、治療終了の時期を決めることは出来ません。でもご相談があれば、入試の時期は壊れにくくする、最後はちょっと急ぐなど出来るだけ協力は惜しみません。

お二人とも簡潔なご感想ですが、治療についてはとても自覚的、協力的でした。
矯正治療では、予約時間、ゴムかけなど協力頂きたいことが多くあります。多くの方は大丈夫です。よろしくお願いいたします。

2015年6月 7日

反対咬合は早期治療が肝心ですが、この方は滑り込みセーフでした。
中学生としてはやや小柄ですが、もう少し伸びるでしょう。まだ利用できる成長発育がありそうです。

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初診、まさに反対咬合(受け口)です。

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まずは急速拡大、次に前方牽引装置(プロトラクター)、一番強力なタイプを使います。もちろん家で使ってもらいます。よく使ってくれました。

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半年でこのように変化しました。でもここで中止したのでは後戻りしてしまいます。
保定の目的でプロトラクターを続けます。使用時間はだんだん減らします。

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1期治療終了。急速拡大装置を外し、プロトラクターも終了しました。ここまでで全部で2年弱でしょうか。後は保定のプレートだけ使います。

Ⅰ期治療として、反対のかみ合わせを正常にすることに集中しました。
まずは小さすぎる上顎骨を大きくしながら、主に前歯部分の骨を前方に移動させます。
その結果としてほぼきれいに並んだ状態が得られたわけです。

反対咬合治療ではⅠ期治療で終了できる場合が多くあります。このケースもそのひとつとなりました。費用も大人の矯正の半分です。

見た目ではかなりダイナミックな症例ですが、考えれば不思議はありません。
まだ中学生で、本人に成長の余地があったこと、
なおしたい気持ちが強く、協力が十分得られたこと、
分析数値で許容できたこと、
などでしょうか。

反対咬合(受け口は)良い時期の範囲内できちんと治療すれば、比較的治しやすい不正咬合です。まずはご相談頂けたらと思います。

2015年6月 5日


私の大学院時代の指導教授が先日亡くなられました。80才。やむを得ないことですがやはり寂しいものです。シャープな先生でした。学会発表の添削など厳しく指摘され、鍛えられたことをよく覚えてます。ご冥福をお祈りいたします。

先生は東京医科歯科大学歯学部および同大学院のご出身。当時の医科歯科大学歯科矯正科大学院は、人材を多く出し、各大学の教授、あるいは臨床医として日本の矯正歯科学の発展期に功績がありました。故人もその一人でした。

私は教授の最晩年の教え子であり、より元気な時代の先輩教え子方が大勢おられます。その先生達はもっとさびしく感じていることでしょう。
いずれにせよ、時間の経過は致し方ありません。私も気を取り直して診療に当たらせて頂きます。


痛みはありますかと時々聞かれます。
基本的な知識として、矯正治療に痛みは伴いません。

子どもの矯正治療では、金属、プラスチックなど多種類の装置が使われます。
いずれも痛みはありません。
痛いのをがまんして使う、など子どもに無理なことです。

子どもによく使う金属バネの装置などでは、もし歯の固定部分が外れたらバネが飛び出して痛いのでは、とのご心配を聞いたことがあります。
ご心配は要りません。バネを開き、効かせる量はほんのわずかです。数mm程度です。はずれても気がつかない場合もあるくらいです。

子どもの矯正治療は、このように安全に痛み無く行えます。

では大人の矯正治療ではどうでしょうか。
一つだけちょっと我慢をお願いすることがあります。

マルチブラケット装置を装着して、およそ一週間くらい、鈍く痛い、咬むと痛い、などの症状が出ることがあります。八割位の方でしょうか。ブラケット、ワイヤーを工夫してなるべく少なくしているのですが、やはり0にはできません。
あらかじめお知らせしておけば、難なく過ぎてしまう程度です。その後は、ほぼ大丈夫が普通です。

大人でもずっと不快な痛みが続いたのでは、やはり治療に差し支えます。そんなことはありませんのでどうぞご心配なく。

2015年6月 3日

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矯正治療終後の保定は、数年は続きます。この方もおよそ3年、きちんと使って頂きました。保定期間終了後も自主的に寝てる間くらいの使用をしていたと言われます。

上の写真が、初診時。

下の写真は、治療終了から9年後です。たまたま来院されました。
もちろんとっくに保定期間は終わっています。

終了時と殆ど変わりなく、むしろ終了時よりさらに緊密になっている感じがします。
時の経過につれ、さらに良いかみ合わせになることは、必ずではありませんがよくあります。
保定をきちんとして頂くと、良い方向に微妙になじむのでしょう。

2015年6月 1日

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左写真:初診時では上下の犬歯がほぼ同じ位置にあります。
右写真:約10ヶ月後、上の犬歯は下の犬歯のすぐ後ろに位置しています。正常な関係です。

機能的矯正装置たるフレンケル装置で、下顎の成長を促進した結果です。中学生くらいまでは本当に良く効果が出ます。
このままで終了も良し、Ⅱ期治療でさらにきっちりを目指すも良し、です。

上下犬歯の位置関係は重要な要素です。これが右写真のように位置すれば、他の歯もそれぞれ良いかみ合わせとなります。
 また、上下の歯がこのような関係になったとき、見た目も良い感じになります。

この装置は家で使います。最初は面倒そうでしたが、効果が出だすと熱心になり、良く使ってくれました。中学生でも治療の必要性と効果はちゃんと理解してくれます。

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かたやま矯正歯科 院長 片山 綱

かたやま矯正歯科
http://www.hanarabi.biz/
院長 片山 綱

【略歴】
静岡高校 卒業
早稲田大学卒業
国家公務員上級職試から公的機関
東北歯科大学 入学
神奈川歯科大学大学院 修了
鎌田歯科矯正クリニック勤務

【所属団体・資格】
歯学博士(矯正歯科学臨床)
日本矯正歯科学会認定医
Tweed Course (USA)修了
日本矯正歯科学会
東京矯正歯科学会
日本口蓋裂学会 他
読売ウィークリー(読売新聞社)特集「頼れる矯正歯科医650人」に選ばれる(2008年)

医院サイトはこちら
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