«  2015年5月  » 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
2015年5月31日

0074 1999 10 9 mo180 初診 前.jpg0074 2003 07 23mo180 前.jpg0074 2006 03 31mo180 前.jpg

八重歯の方です。歯が大きく、かつ咬み合わせも浅く、非抜歯では無理な例です。
上下の第一小臼歯を抜き、マルチブラケットで治療しました。

治療期間は3年半、途中で大学に進学し、東京から静岡に通いましたので間がやや開いた時期もありましたが、春、夏、冬の休みを活用し要領の良いやり方で、とても協力的な方でした。

結果はとてもきれいにできました。
3年経っても下左の写真のとおり、全く変化はありません。当然ですが。

たまにおられるのですが、矯正治療をしても戻ってしまうのでは、と心配される方がおられます。
 でもリテーナー(食事、歯みがき、その他必要な時ははずしてかまいません)をきちんと何年か使ってくださる限り、治療結果に変化は無い、と断言して良いでしょう。安心してください。

2015年5月27日

0337 10 30ys 感想008.jpg

小学生のⅠ期治療で拡大し、その後は観察、第二大臼歯が揃うのを待ちました。
Ⅱ期治療のマルチブラケットは約一年半。

歯がかなり大きく、分析結果からは抜歯ケースをお勧めしましたが、
やはりご希望が強く、非抜歯で治療しました。
上下の大臼歯を後ろに下げる事も考えましたが、条件が揃いませんでした。
こうした場合に限りませんが、話し合いを重ね、コミュニケーションを十分にすることが重要です。

ほぼ満足行く結果となり、喜ばれました。


2015年5月23日

矯正装置は壊れることがあります。もちろん性能、強度共に十分に確かめられた装置だけが生き残っていますが、それでもたまに壊れ、修理したり交換したりします。

壊れる理由は使い方、外力等様々ですが、いずれにせよ装置は本来の役目の他、壊れることによって歯を守る役目も果たします。
 つまり、間違った使い方や外力により、異常な力が歯の周囲に加わると、装置は自ら壊れショックを吸収するのです。その結果歯に加わる外力が減少し、歯は守られるわけです。

このように装置が壊れることはある面、仕方の無いことです。もちろん毎週壊れていたのでは治療になりませんので、そのバランスが重要です。
従って材質の強度、歯への接着の強さなど、考えられたそこそこの強さになっているのです。


急速拡大装置は大変な優等生です。まず故障はありません。全金属製で小さく、かつ歯の内側にsetするからでしょう。その性能はきわめて高く、確実性、安全性には定評があります。広く使われています。

先日、珍しく急速拡大装置の故障がありました。

しいて急速拡大装置の弱点を探せば、ネジ部分と歯を取り巻く金属バンド部分くらいです。といっても滅多にこわれるものではありません。

当院でもこの10年、バンド部分の破折はありませんでした。
ところが先日初めてバンドの破折が生じました。多分隣歯にバンドのちょっとした出っ張りが引っかかり、バンドが負けて破折したものと思われます。幸い特に大きな問題は生じませんでした。別の装置に換えただけです。
このように優等生の急速拡大装置でも、まれに壊れます。しかし壊れることによって近くの歯にストレスがかかることを防いだ、と考えます。

矯正装置は壊れることがあるのを前提に、壊れても治療を妨げない使い方を工夫しながら使っていきます。

2015年5月18日


無料矯正教室に参加される方の多くは、ご自分あるいはお子様について
「矯正治療の必要を感じてはいるが」

「もっと知ってからにしたい」
「ネットで調べたが、今の症状にどんな治療が良いのかどうもよく分からない」
「いきなり相談に行くと、勧誘されるのではと心配」
「本当に治るのか、治ってもまた戻るのでは」
などのご心配を抱えてお見えになります。

意識の高い方、ご自分でお考えになる方が多いように見受けられます。


不正咬合の治療は性質上、緊急性は薄く、また費用も時間もかかるため、皆様、慎重になります。時間をかけネットなどで情報を集め検討するわけです。もちろん必要なことでしょう。

ただ現在は、情報が数多く簡単に集まるため、情報の優先順位が分かり難く、意識の高い方ほど、かえって混乱し疲れてしまう場合があります。

特に子供の場合は、成長発育の進展とからめて症状の見通し、治療の時期、方向、内容を理解しなければなりません。


専門知識の世界ですから分かりづらく、真面目に考える方ほど混乱してしまうのはやむを得ないかと思います。

しかしその結果、矯正治療について考えることから遠ざかってしまう、あるいは矯正治療に対して懐疑的になるのでは、ご自身、あるいはお子様の将来のために良くないでしょう。

無料矯正教室は、全く知識の無い方の矯正知識入門用としてはもちろん、ある程度理解されている方の知識整理にも大いに役立つ、と考えております。


ある大人の方で
「ブラックトライアングル(歯間歯肉の退縮をさすようです。この言葉自体、明確なものでなく、専門医は普通使いません)が出来るかもしれない」というネット情報を、
大変気にされている方がおられました。普通に矯正治療の知識をお持ちなのですが、いつかそのことばかりが気になりだしたようです。
 もちろん、そのようなことが無いとは言えません。でも経験的に確率はかなり低いでしょう。それが頻繁に生じていては、矯正治療は成り立ちません。情報の整理が必要と思いました。


また、ある反対咬合のお子様に関してです、
反対咬合ですから「矯正歯科としては早めにぜひ治療が必要です」、と申し上げました。
お母様は、それまで色々とお調べのようでした。

しかし、
*反対咬合はできるだけ早い時期に骨格的な問題点を積極的に治していく事が重要、
*良い時期をはずさなければほぼ満足いく結果となる確率は高い、
*放置した場合、背が伸び出す時期には症状の増悪が考えられる、
*放置した場合、将来、外科手術を併用しての矯正治療となる可能性もある、
など
成長発育と絡めた基本的な理解はお持ちでありませんでした。


矯正医ではないのですから知らなくても当然です。
しかし以上の理解が無ければ治療の是非を考えても、あまり意味が無いのも確かです。

矯正教室で質問があれば、当然、以上の情報をお話します。

整理された情報で考えてください。


無料矯正教室は、PC画面を見ながら、あるいはお口を見せてもらいながら、ご質問に常時お答えしています。

毎月開催ですのでご参加の人数がお一人でも行っています。先日は参加者お一組でしたので時間があり、一時間近くも質疑応答をいたしました。
少しでも皆様の知識の整理に役立てば幸いです。

2015年5月17日


交叉咬合とは、ちょっと分かり難いかも知れません。

部分的な反対咬合とでも説明しましょうか。叢生(歯のガタガタ)も普通伴います。

上下の歯のあたり方が、非常に複雑かつ不自然になり、咬むときの歯、顎の筋肉等への負担が大きい状態です。
顎関節症に繋がる事も考えられます。

ぜひ治しておきたい不正咬合です。

0546 2012 05 19mk 初診 前.jpg0546 2012 05 19mk 初診 右.jpg0546 2014 10 24mk 前.jpg0546 2014 10 24mk 右.jpg


この例は、前歯は反対ではありませんが、右側二番目の前歯より後ろが反対咬合になっています。見た目もあって、ぜひ治したいとのことでした。

 歯が大きくないので、非抜歯です。まずやや拡大し、マルチブラケットを使いました。

こういう症例は、歯が動きにくいなどの問題が伴うこともありますので慎重に進めます。

できあがりはとてもきれいです。
かみ合わせがシンプルになり、歯や筋肉系への負担が減ってとても咬みやすくなったと思います。顎の関節の負担も減ります。

実際とても喜んで頂きました。

2015年5月13日


矯正治療は時間が必要です。従って治療途中での引っ越し、進学などで治療の引き継ぎが必要になる場合も珍しくはありません。当院でももちろん喜んで受け入れております。

こうした場合、
多くのケースでは、前治療方針を引き継ぎ、前装置で終了に向かいます。時間も費用も最小で済みます。
しかし、場合によりそれが出来ない場合もあります。


1.当初診断での評価に疑問符がつく場合。子どものケースに多いようです。

聞きますと矯正に向けた検査を実施していない場合が殆どです。
この場合は、ご相談のうえきちんと検査を行い、診断して必要な装置に換えます。
矯正歯科は、きちんとした結果を出してこそです。


2.マルチブラケット装置を使用しているが、大臼歯関係などに問題を生じている場合。

治療の進め方に問題を感じる場合、と本人の管理に問題がありそうな場合、とあります。
ご相談の上、必要なら検査をして治療の立て直しを図ります。
やはり矯正歯科は結果を出さねばならないからです。


しばらく前のご相談です。子どもの治療ですが、既に上下小臼歯は抜歯されマルチブラケット装置がついています。当初の検査結果は添付されていません。
妙に噛み合わせが深く、上の大臼歯が前方移動していて、このままでは進められません。

 検査をしてみると骨格のいくつかの数値が、抜歯ケースとするについて、十分な注意を要することを示していました。一方、歯はきわめて大きく抜歯の判断もあり得ます。

すべての歯の根が完成し、注意しながら適切な材質で曲げたワイヤを使っていけば、なんとかなるでしょう。
現状のまま継続しても、不十分な結果しか得られないでしょう。

結局、再治療となりました。手戻りに見えても良い結果につながり、時間もご負担もかえって軽減されると思えるからです。ご理解いただき大変感謝しております。

2015年5月 8日


犬歯が埋伏して出てこない、というケースがあります。他の歯でも埋伏歯の場合はありますが、
犬歯は、特に大事な歯なので、その埋伏犬歯をあきらめるのか、引っ張り出す(開窓牽引)のか、は矯正治療にとり大きな問題です。

重要なのは、埋伏犬歯を牽引し、歯列に参加させる場合、それらを矯正治療の治療計画の中で取り扱って行かねばならない、ということです。

使えそう、出せそうな犬歯だからと単純に犬歯の入るスペースを作り、開窓牽引しようと考えるのではなく、

スペースを作る事が必要か?に始まり(抜歯ケースとするなら要らない)
スペースをどう作るか? 
いつの時点で? 
方法は?
などを、
全体的な矯正治療方針のなかに位置づけて行かねばならないのです。

そのためには、まずは矯正治療で普通に行われる諸検査であるセファロ撮影、口腔模型の作製などをきっちり実施し、矯正の治療方針を決めることが先決です。
もちろん埋伏犬歯のx線写真等も必要です。

その中で犬歯が必要か、いつどうやって出すか、など
が決まってくるのです。


先日、ある子どもの矯正相談を受けました。既に上顎拡大してあり、少し足りないけどスペースが出来ていました。それを続けたい、埋伏犬歯を出したい、とのご希望でした。

しかし、受けた検査は、埋伏犬歯のx線写真撮影だけのようでした。

つまり矯正治療の計画を立て、その中で埋伏犬歯を扱う、という姿勢は見られませんでした。

そのケースは、大臼歯関係が良くない等骨格的問題がありそう、歯が大きそう、など抜歯ケースも考えられるものでした。その場合、埋伏犬歯をあきらめれば、全体の治療期間は確実に短くなります。
もちろん結局、非抜歯ケースとして埋伏犬歯を牽引することも十分考えられますが、

少なくとも、矯正治療全体の中で検討してから決める姿勢が必要です。


そのことを指摘し、矯正治療前の検査の必要性を言ったのですが、あまり理解してもらえませんでした。検査費用が必要なことも原因したかもしれません。

検査もせずに矯正治療を始めるのは、術者として安易と言われても仕方がないでしょう。
矯正治療は、患者さんの人生を左右することもある医療です。
出来るだけの資料を検討し、納得できる計画で開始するべきでしょう。

2015年5月 7日

0093 2000 3 3yn 初診 前 .jpg0093 2000 3 3yn 初診 右 .jpg0093 2002 09 06yn 前.jpg0093 2002 09 06yn 右.jpg

中くらいの叢生(歯がガタガタ)です。
大臼歯の前後関係は悪くありません。歯の大きさもまあまあ。

問題は骨のゆとりですが、もちろん基本的には検査数値で考えます。
上顎はOK。下顎は元々がっちりタイプなのでOKでした。

少しQHで広げ(大人でも少しなら拡大可能です)、それからマルチブラケット。
治療期間は準備に半年、マルチブラケットで1年半。

特筆すべきは仕上がりのきれいさです。前歯の角度、上下のあたり方、など素晴らしい状態と思います。この方の歯の形もバランスが良いですね。
お疲れ様でした。でも本当にきれいになりました。

2015年5月 4日

0483 2012 11 27me 感想011.jpg

歯が大きくなく、できるだけ非抜歯としたいのですが、顎の骨が狭く迷いました。
高校生といってもまだ1年生、結局非抜歯を選びました。
とても良く理解し、協力して頂きました。

当院では終了時に小さな花束をお渡しして、感謝をさせて頂いています。
皆さん、とても喜んでおられます。

2015年5月 2日

0107 2005 03 02no 感想.jpg


中学の終わり頃から、と遅めの治療開始ですが、非抜歯の希望が強く、フレンケル、ジャンピングプレートなどを使い顎位の安定を確かめて、マルチブラケットに移行しました。
出っ歯さんだったのがとても魅力的な口元になりました。

大学は東京でしたのでちょっと大変だったでしょうが、静岡の方は半年、1年くらいなら、東京往復程度はあまり気にしません。

話していてとてもおもしろく、記憶に残る方でした。

自分勝手ばかりしていたような話になっていますが、実際には予約、ゴムかけ等はかなり協力して頂いたと思います。有り難うございました。

« 2015年4月 | メイン | 2015年6月 »

Powered by
本サイトにて表現されるものすべての著作権は、当クリニックが保有もしくは管理しております。本サイトに接続した方は、著作権法で定める非営利目的で使用する場合に限り、当クリニックの著作権表示を付すことを条件に、これを複製することができます。
かたやま矯正歯科 院長 片山 綱

かたやま矯正歯科
http://www.hanarabi.biz/
院長 片山 綱

【略歴】
静岡高校 卒業
早稲田大学卒業
国家公務員上級職試から公的機関
東北歯科大学 入学
神奈川歯科大学大学院 修了
鎌田歯科矯正クリニック勤務

【所属団体・資格】
歯学博士(矯正歯科学臨床)
日本矯正歯科学会認定医
Tweed Course (USA)修了
日本矯正歯科学会
東京矯正歯科学会
日本口蓋裂学会 他
読売ウィークリー(読売新聞社)特集「頼れる矯正歯科医650人」に選ばれる(2008年)

医院サイトはこちら
かたやま矯正歯科医院サイト