筋機能訓練(MFT)の役割

「口唇の筋肉が弱く、出っ歯の程度がきつくなった」「舌が強く下前歯を押し、受け口につながった」などの場合、MFTにより唇の筋肉を強化し、あるいは舌の動き方を訓練することがあります。
MFTは毎日きちんと実施すれば、ひと味違う結果が得られます。ただ毎日単調な訓練を数十分ずつ、年単位で反復するのは大変で、ほとんどの人はすぐ飽きてしまいます。意思が強く継続できたとしても、MFTだけで不正咬合を治すようなことまではできません。
つまり、MFTは治療の主役にはなり得ません。重要な脇役ですが、矯正装置の効果促進、結果安定に奉仕するのが限度とご理解ください。

まずはご相談ください

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