通院間隔について

矯正治療での通院は月に一度がほとんどです。大変わかりやすいやり方です。しかし、それ以外に大きな理由があります。
矯正治療では、ある程度以上の力を加えることにより歯が動き出します。しかし動かし続けてはいけません。休みを入れながらが最も歯に良いのです。現在の矯正ワイヤーの多くは、装着しておよそ1~2週間経つと力が大きく減少します。すると歯は動きを止め、治療に休みが入るのです。ひと月ごとの通院なら、歯は十分休んでまた動くこととなり、歯に大変良いのです。
弾力性が長期維持されるワイヤーを使い、長期間歯を動かし、通院間隔を広げる方法もあります。弱い力なので悪影響はないと言いますが、歯が動く以上、ある程度以上の力は十分にかけているはずです。休みなく歯を動かすことになるのは、疑問が残ると言うべきでしょう。

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