子どものⅠ期治療の主役は色々の矯正装置

フレンケルフレンケル
子どもの矯正に用いる機能性矯正装置のひとつです。噛む力をはじめとするお口周りの筋肉の力を利用して矯正治療を行う装置なので、バネやゴムは使用されていません。頬や唇などの圧力を排除し、かつ上下の顎骨の位置関係を適正に保ち、口腔周辺の筋肉バランスを修正しながら上下顎の自然な成長を促す装置です。出っ歯用や反対咬合用などもあります。

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ヘッドギアヘッドギア
お口の中で上あごの奥歯につけた小さな装置に差し込み、奥歯を後ろに移動させると共に、上あごの成長を抑制する装置で、主に出っ歯の矯正に使用します。子どもの矯正に用いることがほとんどです。

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プレート(移動用ネジつき)プレート(移動用ネジつき)
上あごの奥歯を後ろに移動させるなど、さまざまな用途に使用します。ネジを回すことによって、ワイヤーの枠に囲まれた歯が移動していきます。治療効果が確実な装置のひとつです。

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ナンスのホールディングアーチナンスのホールディングアーチ
奥歯が前に動いてこないよう、奥歯の位置を保つために使用します。

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急速拡大装置急速拡大装置
歯につける金属のバンドと、歯列の幅を押し広げる拡大ネジから構成された装置です。ネジにより、2週間ほどの短期間で上あごの幅・歯列の幅を広げます。主に子どもの矯正で使用しますが、痛みなどはなく、極めて安全な装置です。

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プロトラクター(上顎前方牽引装置)プロトラクター(上顎前方牽引装置)
上あごの成長が不足しているために反対咬合が起きているといった、骨格に原因がある反対咬合の治療に使用する装置です。口腔内に取りつけたフックと顔の前方に取りつけたフェイスマスクとの間にエラスティック(輪ゴム)をかけて使用することで、上あごの前方成長を促します。家にいるときに使用します。大変パワーのある装置ですが、使い方で治療効率が違ってきます。

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リテーナーv
リテーナーは、矯正装置による治療が終了したあとに使用する装置です。矯正装置は歯やあごを動かすための装置ですが、リテーナーは、矯正装置を外したあとに、整えた歯が元の位置に戻ろうとする「後戻り」を防止するために使用する『歯を動かさないための装置』です。
リテーナーには、プレートタイプ、マウスピースタイプ、取り外しができないタイプなどいろいろありますが、最も良く使用されるのはプレートと総称されるタイプです。

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QH(クォードヘリックス)QH(クォードヘリックス)
上あごの拡大装置のひとつで、作りやすく、性能が優れているので使用頻度の高い装置でもあります。主に成長期のあごの拡大に使用しますが、大人でも、マルチブラケット装置の装着前や装着中に使用することがあります。

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BH(バイヘリックス)BH(バイヘリックス)
下あごに使い、バネの力で歯列を拡げる固定式装置です。上あごのQH(クォードヘリックス)と対で使われることが多く、形が小さいわりに効果が高いのでよく使われます。

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拡大床拡大床
主に子どもの矯正治療で使います。中央にあるネジを調節することによって、あごを左右に拡げていきます。扱いやすいのですが、ややパワーに欠けます。

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タングクリブタングクリブ
開咬(オープンバイト)の治療に用います。上あごの大臼歯に装着し、柵の部分は前歯の裏に位置します。この柵によって、歯並びを悪くしている原因の1つである舌癖を防ぎ、舌が前に出てこないようにするための装置で、主に子どもの治療に使用します。場合にもよりますが、かなりの効果がみられます。

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ジャンピングプレートジャンピングプレート
上あごにつけます。下の前歯があたる部分が斜面になっています。これで下のあごを前に誘導します。食事、歯磨きなどのときは外します。着脱が簡単なので小さいお子さんでも自分でできます。使いやすい装置です。効果はややマイルドです。

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